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登録日:2025.11.27

所有者必見!0円空き家譲渡のメリットと注意点まとめ

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所有者必見!0円空き家譲渡のメリットと注意点まとめ

「0円で空き家を手放せる」そんな言葉が気になりつつも、本当にそれでよいのか不安を抱える方は少なくありません。使わなくなった実家や空き家を持て余し、管理や税金の負担に悩んでいる方にとって、無料で譲渡できるという選択肢は魅力的に映ります。しかし、実際にはその背後に潜むリスクや注意点を理解していないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。この記事では、無料譲渡を選ぶ前に知っておきたいメリットと見落としがちなリスクを解説しました。この記事を読むことで、自分にとって最適な選択肢が明確になるでしょう。

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目次

  1. 1

    空き家を0円で手放すとは?無料譲渡が広がる理由

  2. 2

    0円譲渡のメリットとデメリット|所有者側の本当の負担とは

  3. 3

    空き家を0円で手放す方法|空き家バンク・自治体制度・仲介サービスなど

  4. 4

    0円譲渡でトラブルを避けるために必ず確認すべきポイント

  5. 5

    0円空き家譲渡以外の方法も検討しよう

空き家を0円で手放すとは?無料譲渡が広がる理由

空き家 0円

空き家を0円で手放すことは、土地や建物を無償で譲渡することを指します。空き家を無料で譲る所有者が増えている理由は、「売れない・維持費がかかる・管理リスクが高い」という三重苦を避けたいと考える所有者が増えているためです。

売れない

地方や別荘地では買い手がつかず、何年経っても売れ残る物件が大量に存在します。高額な解体費用を負担するより、無料で譲渡した方が経済的だと判断する所有者も少なくありません。

維持費がかかる

固定資産税、管理費、草刈り・修繕費用などが毎年発生し、相続した子ども世代が「不要だ」と判断すれば、金銭的な負担だけが残り続けることになります。遠方に住んでいる場合、現地まで通う交通費も大きな負担となります。

管理リスクが高い

2015年に施行された「空家等対策特別措置法」により、管理が不十分な空き家は自治体から「特定空家等」に指定される可能性があります。さらに倒壊や火災で近隣に損害を与えた場合、管理責任を問われるリスクがあるため、「責任ごと引き取ってほしい」と考える所有者も多く見られます。

このように0円譲渡は、「売れない・維持できない」という問題を抱える所有者にとって、負担を解消する有力な選択肢となっています。興味がある場合は、自治体の空き家バンクやマッチングサイトを活用するとよいでしょう。

0円譲渡のメリットとデメリット|所有者側の本当の負担とは

0円譲渡

空き家や管理が困難な土地を手放したい所有者にとって、0円譲渡は処分コストを抑えられる一方で、法的・契約的なリスクも伴います。

メリット

所有者にとっての大きなメリットは、売却時に発生する仲介手数料や、維持管理に必要な費用(固定資産税、修繕費など)を将来的に負担しなくて済む点です。また、相続した実家など思い入れのある物件を解体せずに次の世代へ引き継ぐことも、精神的なメリットといえます。

さらに「長男には家、次男には現金」という遺産分割で揉めるケースは非常に多く見られますが、生前に第三者(親族以外も含む)へ0円譲渡しておけば、相続財産から除外されるため「誰が引き取るか」という争いを避けられます。

デメリット

デメリットとしては、不動産譲渡時に所有権移転登記が必要となり、登録免許税や司法書士への報酬として数十万円が発生する点が挙げられます。完全に費用をかけずに譲渡したいと考えている所有者にとっては、大きな負担となります。


空き家を0円で手放す方法|空き家バンク・自治体制度・仲介サービスなど

空き家 0円

ここでは、空き家を0円で手放す方法について、具体的な手段や制度を紹介します。

自治体が運営する「空き家バンク」に登録する

空き家バンクは、各自治体が運営する制度で、地域の空き家情報を集約し、希望者へ紹介する仕組みです。仲介業者を挟まないため、手数料負担なしで直接交渉が可能です。

自治体によっては移住者向けの補助制度を用意しているケースもあり、無料譲渡の物件にも付加価値が生まれ、移住希望者の関心を集めやすくなります。

ただし、希望者が見つかるまでに時間がかかる場合や、トラブルが発生するおそれもあります。

民間の0円マッチングサービスを活用する

空き家を無料で譲るもう一つの方法として、民間の不動産マッチングサービスを利用することが考えられます。代表的なものに「みんなの0円物件」「akisolの0円物件マッチング」「ジモティー」などがあります。

これらのサービスでは、全国の物件情報を掲載できるため、地方の空き家を広く希望者に紹介することが可能です。ただし、民間サービスを利用する際は、個人間での取引となるため、契約内容をしっかり確認し、譲渡後のトラブルを避けるために、条件を事前に明確化することが重要です。

SNSや地域ネットワークで探す

SNSを活用した直接のマッチングも有効です。Facebookの「空き家活用コミュニティ」などのグループでは、物件を探している人たちと自由に情報を交換できます。

また、地元の移住相談窓口や知人を通じて「無料で譲りたい」と伝えると、地域ネットワークで情報が広がり、引き取り手が見つかる場合もあります。

ただし個人間取引になるため、司法書士に依頼して「贈与契約書」と「負担付き贈与(例:固定資産税の日割清算や現状渡し)」を作成することが望ましいでしょう。

0円譲渡でトラブルを避けるために必ず確認すべきポイント

0円 空き家

0円譲渡は無償譲渡とも呼ばれ、法的には贈与とみなされることが多いため、必ず契約書を作成し、譲渡の内容や条件、譲渡日や所有権移転方法など詳細を明記しなければなりません。

さらに譲渡する側も、登記が完了するまでは、固定資産税などの納税義務が残る可能性があるため注意が必要です。空き家の0円譲渡は、魅力的な選択肢である一方で、慎重な検討が必要です。

0円だから気軽に空き家を手放せるとは思わず、専門家の力を借りながら、誠実かつ慎重に進めることが、トラブルを未然に防ぐ最善策です。

0円空き家譲渡以外の方法も検討しよう

0円空き家譲渡

空き家を手放すことだけが解決策ではありません。北摂エリアで空き家を抱えている方には、当社「空き家のチカラ」にぜひ相談してください。

一見すると0円譲渡は「お得」に見えますが、相手に所有権を譲る時点で、その家はもう自分の手には戻りません。空き家のチカラでは、「手放さずに、活かす」選択肢をご提案しています。「空き家のチカラ」が物件をお預かりする場合、原則として全ての修繕・リフォーム費用を当社が負担いたします。契約期間中は当社が入居者募集や運営管理を担当し、その一部を家賃収入として所有者様に還元する仕組みです。

またリフォームが終わった後の物件は、契約満了後にそのまま所有者様へお返しします。また、「すぐに活用するかどうか決められない」という方には、管理サービスのみのご利用も可能です。

そのほか売却や別の選択肢についても、空き家の専門家としてさまざまな角度から検討し、所有者様にとって最もよい方法をご提案いたします。空き家の処分に悩んだとき、いきなり0円譲渡を選ぶのは早すぎます。大切な家を「価値ある形」で未来へつなぐためにも、まずは無料相談で現状をお聞かせください。

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