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登録日:2026.03.30

放置は危険!空き家特措法(改正)で固定資産税が6倍に?知らないリスクとは

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放置は危険!空き家特措法(改正)で固定資産税が6倍に?知らないリスクとは

空き家特措法(改正)と聞いて、「自分には関係ない」と思っていませんか?けれども、実家や相続したままの家を放置している場合、固定資産税が最大6倍に上がる恐れがあることをご存じでしょうか。この記事では、見落としがちな指定基準から回避策まで、知っておくだけで大きく結果が変わる情報をわかりやすくお伝えします。

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目次

  1. 1

    空き家特措法の改正概要|いつから何が変わったのか?

  2. 2

    管理不全空き家と特定空き家の違いとは?

  3. 3

    管理不全に指定されると固定資産税は最大6倍?改正後の影響を解説

  4. 4

    すぐに始めたい!空き家所有者が取るべき3つの対処法

空き家特措法の改正概要|いつから何が変わったのか?

空き家特措法の改正

空き家特措法(空家等対策の推進に関する特別措置法)は、2023年12月13日に改正が施行され、管理の厳格化と活用の促進が進められました。所有者の負担が増える一方で、地域の安全を守る仕組みも整えられています。

背景には、全国で空き家が増え続けている現状があります。特に「居住目的のない空き家」は20年間で大幅に増え、老朽化や景観の悪化、害獣被害などが深刻化してきました。

従来は特定空き家のみが対象でしたが、改正後は放置すると危険性が高まる空き家も対象とされています。

改正内容のポイントは主に次の4つです。

管理不全空き家の新設

従来は「特定空き家」しか対象になりませんでしたが、改正後は放置すれば危険になる空き家も対象になりました。

この区分に指定されると、自治体から指導・勧告を受け、従わない場合は固定資産税の軽減措置が外れる可能性があります。

そのため国は、より早い段階での介入と活用の後押しを目的に法改正を行ったのです。

自治体の権限拡大

所有者不明の場合に適用される略式代執行の手続きが円滑化されました。また、緊急時には事前の命令手続きを省略して強制執行できる緊急代執行制度も新たに創設されました。

空家等活用促進区域の創設

地域の実情に応じて、市町村が「活用を重点的に進める区域」を設定できます。

区域内では、以下が行なわれます。

  • 活用に向けた支援
  • 手続きの簡素化


空き家を地域活性化に結びつけやすくなります。

所有者情報の把握と活用

電気・ガス事業者に対して空き家の所有者情報の提供を求める制度が整えられました。これによって、所有者不明の空き家にも迅速に対応できるようになります。

空き家問題は今後も拡大が予測されるため、所有者はもちろん、地域全体で向き合う必要があります。今回の改正は、そのための基盤を整える大きな一歩といえるでしょう。

管理不全空き家と特定空き家の違いとは?

空き家法

「管理不全空き家」と「特定空き家」は、どちらも適切に維持管理されていない住宅を指します。ただし、危険の度合いや行政の対応段階に明確な違いがあります。

簡単に言うと、管理不全空き家は問題の初期段階に当たり、特定空き家はすでに深刻化した状態です。どちらの場合も放置するとリスクが生じますが、特に特定空き家に指定されると、より厳しい措置が講じられる点に注意が必要です。

もともと、2015年に施行された空家等対策特別措置法(通称:空き家対策特別措置法)では、周辺に深刻な影響を及ぼす恐れのある空き家を「特定空き家」と位置づけ、行政が指導から命令、さらに代執行まで対応できる仕組みが整えられました。

しかし、問題が深刻化してから対応するのでは手遅れになるケースが目立ったため、2023年12月の改正で「管理不全空き家」という新しい区分が設けられました。

これは、放置を続けると将来的に特定空き家に移行する恐れがある状態の空き家を対象に、自治体が早い段階で適切な管理を促せるようにしたものです。

両者の共通点は、長期間使用されておらず、管理が行き届いていない点ですが、深刻度の違いや行政の介入レベルに明確な差があります。

管理不全空き家は予防的な位置づけであり、特定空き家はすでに危険な水準に達した状態といえます。この違いから、税制面の影響も段階的に生じるようになりました。

管理不全空き家の場合、自治体からの助言や指導がまず行われ、改善が見られないときに勧告へと進みます。一方、特定空き家に指定されると、助言・指導の後で勧告が出され、さらに命令が発令される可能性があります。

命令に従わない場合には50万円以下の過料が科され、最悪の場合は行政による代執行も行われることも。両者に共通する主な影響としては、住宅用地特例が廃止され、固定資産税や都市計画税が最大で6倍程度になる点が挙げられます。

管理不全に指定されると固定資産税は最大6倍?改正後の影響を解説

空き家特措法(改正)

令和5年施行の改正空き家特措法により、適切な管理がなされていない管理不全空き家への税制が厳格化されました。自治体から改善勧告を受けると、それまで土地に適用されていた住宅用地特例が解除され、固定資産税が最大6倍にまで増額される恐れがあります。

従来は倒壊の危険がある「特定空家」のみが対象でしたが、改正後は管理が不十分な一歩手前の段階でも増税リスクが生じるようになりました。この基準の拡大こそ、所有者が最も注視すべき変化といえるでしょう。

通常、住宅が建つ土地は「住宅用地特例」によって税負担が大幅に軽減されています。ところが、管理不全として勧告を受けると、この優遇措置が消失します。更地と同様の課税基準が適用される結果、税負担が大幅に増加し、家計や資産計画に大きな打撃を与えかねません。

しかし、特定空き家や管理不全空き家に指定されると、その特例が外れ、実質的に「普通の宅地」と同じ水準で課税されるため、税額が最大約6倍に跳ね上がるケースが生じます。

この厳罰化の背景には、放置された空き家による倒壊や害虫の発生、ごみの不法投棄といった社会的リスクを未然に防ぐ狙いがあります。国は税制面でのペナルティを設けることで、所有者へ売却や解体、あるいは積極的な活用を促しているのです。

具体的な流れとしては、まず自治体の調査により「放置すれば特定空家になる恐れがある」と判断された場合に指導が入ります。その後も改善が見られないと正式な勧告へと進み、この段階で特例が解除されて税額が跳ね上がる仕組みです。

もちろん、前触れもなく増税されるわけではなく、助言・指導を経てから勧告に至る猶予はあります。しかし、勧告がなされれば翌年の納税通知書には増額された金額が記載されるため、手遅れになる前の早めの判断が求められます。

すぐに始めたい!空き家所有者が取るべき3つの対処法

空き家

法改正に伴うリスクを回避するために、所有者が優先すべき対策は「現状の正確な把握」「管理・活用の検討」「専門家への相談」の3点に整理できます。

放置期間が長期化するほど指導のリスクは高まるため、早期着手が将来の経済的負担を抑える鍵となるでしょう。

第一歩は、建物の劣化具合や庭木の越境状況、家財道具の有無を整理することから始まります。特に外壁の剥落や屋根の損傷は管理不全と見なされる代表的な項目です。

現地の写真を記録しておけば、専門家への相談もスムーズに進みます。遠方で訪問が難しい場合は、代行サービスの活用も有効な手段です。

次に検討すべきは、資産としての出口戦略です。活用予定のない不動産は、維持費や税金の負担だけでなく、放火や不法侵入といった防犯上の懸念も増大させます。売却や賃貸など、所有し続けることのリスクを比較検討し、早めに方向性を打ち出すことが賢明です。

資産として手元に残しつつ収益化を目指すなら、専門家への委託が最善の道です。北摂エリアに特化した「空き家のチカラ」では、所有者様の初期費用負担を抑えた活用プランを提案しています。リフォームや管理を実質0円からスタートできる独自の仕組みで、大切な資産の価値を損なうことなく、次世代へ繋ぐお手伝いをいたします。

 

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