2026年7月2日
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【2026年最新】家を買う前に絶対知っておきたい『住宅ローン』と『減税制度』の基本
住宅ローンの基本知識|金利タイプと返済方式のポイント

住宅ローンを選ぶ際は、「金利タイプ」と「返済方式」の違いを正しく理解することが大切です。なぜなら、同じ借入額でも、選ぶ金利タイプや返済方式によって、毎月の返済額や総返済額が大きく変わるためです。
住宅購入は長期間にわたる資金計画となるため、ご自身の家計状況や将来設計に合った組み合わせを選ぶことが欠かせません。
金利タイプは、将来の返済額や家計への負担に大きく影響します。全期間固定金利型は完済まで金利が変わらず、固定金利期間選択型は設定した期間のみ固定されます。変動金利型は定期的に金利が見直される方式です。
返済方式は、毎月の返済額や元金の減り方に違いがあります。元利均等返済は毎月の支払額が一定で家計管理しやすく、元金均等返済は当初の負担は重いものの、元金が早く減りやすい特徴があります。
具体例として、3000万円を35年で借り入れるケースを例に見ていきましょう。変動金利(例として0.5%程度)を選んだ場合、月々の返済額はおおよそ7万円台後半に収まるケースが一般的です。
しかし金利が2%台まで上昇すると、毎月の返済額が大きく増える可能性があります。一方、全期間固定金利(1.5%程度)なら当初から返済額の見通しが立てやすく、急な家計圧迫を抑えやすくなります。
大切なのは、家計がどこまでの負担に耐えられるのかを把握することです。
一時的な低金利にとらわれず、金融機関が提供する試算ツールを使い、複数の条件で返済額を比較したうえで、自分に合った条件を選びましょう。
2026年(令和8年)から住宅ローン控除はどう変わる?最新の改正点を解説

2026年(令和8年)からの住宅ローン控除は、適用期限の延長に加え、住宅性能や条件に応じた見直しが行われた点が主な見直しポイントとなっています。
とくに既存住宅やコンパクトな住宅への配慮が進み、「新築が必ず有利」とは言い切れない状況になっています。
今回の改正は、住宅取得を支援しながら、環境性能の高い住宅の普及を進めることが目的として見直されました。
住宅ローン控除はこれまで期限付きの制度でした。令和8年度税制改正では、適用期限が5年間延長されています。
あわせて、省エネ性能の高い既存住宅への優遇が強化されました。省エネ基準適合住宅の一部は令和10年以降の扱いが見直されています。
また、既存住宅については省エネ性能の高い住宅で優遇が拡充され、住宅ストックの有効活用を後押しする内容となっています。制度全体として、幅広い住まいの選択肢を提供する方向が示されています。
床面積要件の緩和も重要な変更点です。従来は50㎡以上が基本でしたが、合計所得金額1,000万円以下であれば対象となる床面積が40㎡以上まで広がります。
ただし、子育て世帯等への上乗せ措置を利用する場合や合計所得金額が1,000万円超の場合は50㎡以上が必要です。この見直しにより、単身者や少人数世帯でも利用しやすくなりました。
注意点として、令和10年以降は建築確認を受ける省エネ基準適合住宅が適用対象外となります。適用可否は入居時期や建築確認日など複数の条件で判断されるため、個別の確認が必要です。
また、令和10年以降に入居する新築住宅のうち、災害レッドゾーンに立地するものは適用対象外です。
このように2026年以降の住宅ローン控除は、単なる購入支援にとどまらず、質の高い住宅ストックの形成を促す制度の役割も大きく変わりつつあります。
住宅選びでは金利だけでなく、住宅性能や立地、家族構成まで含めて総合的に判断しましょう。長期的な視点で選ぶことで、節税効果と住みやすさの両立につながります。
住宅ローン控除以外に活用できる減税制度・税制優遇・補助金

住宅ローン控除以外にも、新築や省エネリフォームを後押しする補助金や税制優遇が数多く用意されています。条件次第で住宅ローン控除と併用できるケースも少なくありません。
資金計画を立てるときは、これらの制度を上手に組み合わせることで、家計への負担を抑えやすくなります。
贈与税非課税措置
たとえば住宅取得等資金の贈与税非課税措置では、父母や祖父母から住宅資金の贈与を受けた場合、省エネ等住宅なら最大1,000万円まで非課税です(一般住宅は500万円)。
2026年12月31日までの贈与が対象で、暦年贈与の基礎控除110万円と組み合わせることも可能です。
みらいエコ住宅2026事業
みらいエコ住宅2026事業では、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を上回る断熱性能などを持つ「GX志向型住宅」の新築に対し、すべての世帯を対象に最大125万円の補助を受けられます。
また、子育て世帯や若者夫婦世帯であれば、条件を満たすことで長期優良住宅で最大80万円、ZEH水準住宅で最大40万円の補助を受けられる可能性があります。
制度を利用するときは、「対象住宅」「所得要件」「契約時期」「入居期限」などの細かな条件が設けられている点をあらかじめ確認しておきましょう。
また、補助金は予算の上限に達すると受付が終了するケースもあります。住宅会社や金融機関に相談しながら準備を進めれば、申請漏れや手続きの遅れを防ぎやすくなります。
2026年の住宅市場は、自己資金で購入する方や、リフォームで住まいをアップデートしたい方にとっても、減税や補助金を活用しやすいタイミングといえるでしょう。
住宅ローンを選ぶ際の注意点|後悔しないためのチェックポイント

住宅ローン選びで後悔しないためには、金利タイプの違いを正しく知って、将来の返済額が変わる点まで見据えておくことが何より大切です。
目の前の低い金利だけで決めてしまうと、数年あとに思わぬ負担が増えてしまうケースが少なくありません。
長く続いた超低金利の時代から「金利のある世界」へと移りかわった今、ローンの仕組みや特徴をきちんと分かっていないと、将来の返済額が予想以上に大きくなる危険があります。
たとえば、毎月の返済額が今の家賃と同じくらいに見えるプランでも、お子さまの教育費や家の修繕費がかさむと家計は一気に苦しくなります。
固定タイプなら予定を立てやすいですし、変動タイプは最初の負担が軽いぶん、これからの金利上昇に備えなくてはなりません。家を買う時点で「払える」ではなく、「10年先も無理がないか」を考えるのが現実的です。
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